息子の夏休みの自由課題は段ボールで工作
息子と段ボールで自由課題制作中です。
何にしようか毎年頭を悩ませている息子ですが、今年はすぐに決まりました。
段ボールでの恐竜製作です。
文具店で段ボールで恐竜を作るセットが販売してあり、息子は興味深々でした。
段ボールと言えば、我が家では資源ごみの日にまとめて出すゴミでしかありません。
そのゴミを芸術作品に変身させるわけです。
完成予想図と設計図を簡単に書くと、早速段ボール選びです。
比較的厚みの無いカットしやすいものを選びました。
息子の大胆なカーッター使いに私はひやひやしながらも、全てのパーツをカットしました。
組立てると恐竜のろっ骨が大きすぎて、うまく背骨にはまらずやり直しです。
完成見込みはいつのことやら。
と、こんなこと書いてました、去年の夏休みは。
今年は勘弁して欲しいところですが、大作志向の子どもは、本当に親が大変ですし、何よりも明らかに大人が作っただろうと思われる作品も並んでいるのですから、完全にその主旨が問われます。
夏休みは子どもらにとってはパラダイスですが、大人は夏休みではありませんので、非常に鬱陶しいのです。
中学生にもなれば、部活動などで外出するわけですが、小学生の場合は行き場があまりないのですね。
共働きのご家庭では、夏休みの間のお子さんの所在は、親戚の家か実家で過ごすというケースも多いようです。
きっと親に口うるさくない環境ですから、ノビノビとゲームでもしてることでしょう。
夏休みの宿題
7月も後半に入ると、そろそろ子供たちは夏休みだ。
思えば、1ヶ月半近くも休みという事実は考えられないことだ。
大人になってからそんなに休むということはほぼ皆無である。
長くともせいぜい一週間ちょいである。
そして、それがちょうどいいのである。
けれども、子供の頃には1ヶ月半だろうが2ヶ月だろうが、もっと休みたいと思っていた。
若さのエネルギーというのは、休みに伴う体力の消耗を、補ってもなお余りあるものらしい。
この頃になると、夏休みの宿題のことを漠然と思い出す。
算数やら国語なんかのドリルは、始まって1週間くらいで終わらせるのだけれども、困ったものが絵日記である。
絵日記は、怠惰な小学生がみなそうであるように、夏休み終盤になってからまとめてあることないこと書いた。
ところがそのあることないことにも、添削するのが大人の教師であるから、ある程度きちんとした裏づけが必要なのである。
従って、夏休み分の新聞を引っ張り出してきて(このとき既に新聞が古紙回収に出されていたら終わりだ)、期間中の天気をまず書き込む。
それから、天気にそってありそうなことを書く。
プールに行ったとか、じいちゃん家に行ったとか、花火をした、とかだ。
その時持ち出す登場人物を、極力家族間のみにおさえておくのが肝だ。
そうすれば本当か嘘かなんて誰にも分からない。
下手に行事を作りすぎてもいけないし、なさすぎてもいけない。
この加減に熟練の技が光るのである。
そうやって苦心して仕上げた夏休み分の絵日記だが、終わってみるときちんと毎日付けたほうが楽であった、と毎年思うのである。