歯をきれいに

歯は健康にとって、とても大切なものです。
歯が悪くなると噛む力が弱くなり、唾液の分泌が減ることになります。

唾液は食べたものを消化するための酵素が含まれているのですが、それが少なくなると、胃や大腸などの消化器官に負担がかかり、悪影響を及ぼします。
唾液が少なくなると、虫歯や歯周病菌を防ぐ力も弱まります。歯周病菌は、腎臓、脳、目などの病気の引き金となるとも言われています。

また、噛む時には顔の筋肉が使われますので、ほうれい線やリフトアップに影響します。
顔の筋肉が使われないと、口角がさがり老けて見えます。

このように、歯は体中に影響を及ぼす要因なのです。
歯科はそれぞれの専門分野が細分化され、一般的な歯科に加え、矯正歯科、口腔外科、予防歯科など様々です。
歯の健康を保つため、自分に必要な診察を受けましょう。

歯科衛生士に聞いた話では、歯磨き粉は付け過ぎは逆に歯を傷めることになとのことです。
そもそも研磨剤という認識を持ってほしいということでした。

歯磨きについては、ほとんどの人が間違った認識を持っており、学校で不適切な指導もあったりと、意外な問題があるということです。
歯と歯茎の境目を小刻みに磨くことがポイントで、特に歯磨き粉を付ける必要はないそうです。

仕上げの時に少量の歯磨き粉でサッと磨くのが良いとのこと。
どうしても口の中がさっぱりするので、歯磨き粉は付けたくなりますけどね。
清涼感が磨いたと錯覚させるのでしょうか。

終わらない虫歯治療

歯医者通いというのは一体いつ終わるのか。
自分が歯医者で治療してもらっているとき、隣の椅子で治療を受けている患者が、「今日で終わりです」とか言われているのを聞いたことがあるが、私は言われたことがない。

終わったためしがないのだ。
今現在も治療中である。
しばらく治療を受ける間隔をあけていたとしても、それは治療が終わったのではなくさぼっているにすぎない。
小さい頃から、本当に虫歯菌に愛される歯質をしている。
小学生の頃の健康診断では、歯科検診の先生から「C」と言われる言葉以外聞いたことがない。
言わずもがな、「C」は虫歯である。
一つの歯を治療し終わると、次の虫歯にとりかかる。
その虫歯が終わるとまた次の歯にとりかかる。
それも終わったころには、最初に治療してもらった歯が再び虫歯菌に冒されている。
その素晴らしくルーティンと化したローテーション治療に組み込まれて、最近では本当に一生終わらないのではないかと心底危惧している。
どうして私の歯はこんなにも問題ありなんだろうか。
唾液の問題だろうか、歯質の問題だろうか、生活習慣だろうか。
とにかく自分自身に問題があるのは分かっているが、こうも虫歯が尽きないとなると、自分の清潔感に問題があるような気がしてきて、本当にいたたまれない。
なんとなく、歯科の先生にも、こんな歯ですみません、と下手に出る始末だ。
何とか虫歯にならないですむ方法はないものかと思うが、こればっかりはいかんともしがたい。
もし虫歯にならないですむ歯を手に入れられるなら、たとえ治療に保険が適応されないとしても、絶対に一つ返事で受けるのに、と思うと私にとっても歯医者にとっても惜しいものである。

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