飲食店の盛りつけ
居酒屋やカジュアルなイタリアン、定食店などに行くと、厨房で作った人が男性か女性か分かることに気がついた。
とくに居酒屋は、男女の違いが盛りつけにはっきり出る。
男性はガッツリ、女性はヘルシー、という思いが潜在的にあるからだろうか、サラダにしても男性が作るものはドレッシングやマヨネーズの量がかなり多い。
かけすぎ、というぐらい浸っている。
唐揚げなどを女性が盛りつけると、付け合わせのキャベツの量が多く、付け合わせのパセリやレモンの位置もさりげなくだが、見た目がいいようにしてある。
鍋の締めを店員さんが作ってくださる場合は、女性店員さんが作る方が格段に美味しそうに見える。
だしの足す量や、卵を回し入れる手順、ネギを散らす様が女性の方が丁寧だからだ。
男性がやると、まかない飯のように豪快。
それはそれで美味しいが、女性の方が美味しく見えてしまう。
一方で、割烹や寿司、中華料理、フレンチなど、こだわっていて値段が高いものは圧倒的に男性が厨房にいる場合が多いため、判別はつかない。
あくまでも居酒屋で言えることだが、私の読みは高確率の割合で当たるのだ。
自分が家で盛りつけをするときも、豪快さが全面にでないように気をつけたい。
それさえあればいい居酒屋メニュー
日本中に、一体居酒屋は何店くらいあるのだろうか。
きっと毎日毎日、新陳代謝のように増えたり減ったりしているのだろうけれど、私は一生かかってもその全てを廻ることはとても出来ないだろう。
まだ見ぬ名店を、見ぬままに生を終えることもあろうかと考えると、臍を噛む思いである。
そう考えると、今日入る居酒屋も、明日入る居酒屋も、貴重な一回分を消費しているのだから、絶対に惰性で選びたくないものだ。
ましてや、えらいぼったくりのキャッチにつかまって、大したことないつまみで、薄くてまずい酒を飲みたくはない。
だからなるべくあたりの居酒屋に入りたいものだ。
といってもそれがあたりかどうかというのは、店に入って料理に箸をつけるまではわからないのだけれど、個人的には、メニューを見ただけで嬉しくなってしまって、それがあればもうあたりだ、と勝手に思い込むほどの一品がある。
黒糖空豆である。
干した空豆に黒糖がまぶしてある。
ただそれだけのなんてことのないメニューなのだが、意外にありそうでないのだ。
私は、黒糖空豆と黒糖焼酎、もしくは辛口の地酒があればそれでもうすっかり満足である。
だから実際には、それ以外が大したことのないつまみで、日本酒と焼酎意外は薄くてダメカクテルばかりだったとしても、そんなのはどうでも良いのだ。
なぜならばカクテルは飲まないからだ。
それに、どこに行ってもビールはあるから安泰だ。
結局は価値観というのは人それぞれだということだが、私は折りに触れて、それがあれば万事オッケーというメニューがあってよかったな、としみじみ思うのである。
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