中国の公募活動とは
中国の大学入学率の上昇と共に、就職も大きな社会問題になりました。
毎年大学から数十万人の大学卒業生が学校から出て仕事を探します。
また、農村地域から都市に入って仕事を探す人、リストラされた人なども仕事が必要になります。
しかし、毎年会社が提供できる仕事は、就職する必要がある人の人数ほど多くありません。
このような状況を改善するために、政府が大学卒業生の就職状況についていろいろな措置を採用します。
毎年7月前後に学校を離れた卒業生に向けの公募活動はその一つです。
企業や学校などが3月や4月の頃に求人情報を持って、学校に行って卒業生を公募します。
成績が良くて、能力が強い卒業生は公募大会の当日に企業と就職契約を結べます。
このように、企業は力を出して社会の問題を解決します。
どこの先進国でも「就職難」は社会キーワードとなっており、政府が苦心している状況のようですね。
しかし政府が出来ることは、雇用促進という企業のバックアップのみ。
政府自身が雇用の拡大を、直接、図る訳ではないのに、政府に何とかしろと言っている学生は、社会の仕組みが理解出来ていない。
だからこそ、企業が契約をしないということに気が付かないのでしょうか。
大学に行けば就職できると、勝手に決めつけているからこその発言でしょう。
これには親も責任ありですね。
社会の仕組みを知らない親の元で育った子は、やはり社会の仕組みを自ら学ぼうとはしないものです。
接客は中国語の旅行会社勤務
主に中国語で接客対応しています。
異動するまでは日本人相手の接客しかしておらず、しばらく中国語で話す機会がなかったため、中国語が話せると言っても初めは苦戦しました。
日々対応していくうちに、徐々にネイティブの話すスピードについていけるようになり、言いたいことを中国語で表現できるようになりました。
人員が足りていなかったため、英語対応もするようになりました。
英語は中国語以上に話すことができず、初めは全くついていけませんでした。
話すスピードが速すぎて聞き取れず、聞き返す場面もしばしばありました。
私の片言の英語に優しく付き合ってくださるお客様が多く、徐々に慣れていき、以前よりスムーズに応対できるようになりました。
外国人観光客が年々増えている今、旅行会社には外国語を話せる人が必要だと思います。
日本観光をサポートする観光ガイドをはじめ、バスやホテルなどを手配するスタッフも必要です。
日本に住んでいて母国に帰国する方へ向けた外国語対応サービスも必要です。
また、海外の支店で働くという可能性もあります。
旅行会社によって国内に強い会社と海外に強い会社があるので、やりたい仕事によって入社すべき会社は変わってくると思います。
旅行会社で働くと旅行に安く行ける場合があります。
それも旅行会社で働く醍醐味だと思います。
外国語を話せると、訪れた国での楽しみがより増えます。
旅行会社で外国語を話せるスタッフは意外と多くはありません。
外国語が堪能な方は様々な方面で活躍できる可能性が広がります。