発想力こそビジネス力
社会人になる前、仕事に必要なことは、まずはビジネスマナーだと思い、秘書検定を勉強したことがあった。
しかし、実際に社会に出て感じたことは違った。
仕事において必要なのは、発想力だ。
これは企画や提案などの特殊な職種だけでなく、全ての仕事に当てはまる。
一般事務も当てはまるのだ。
例えばこうだ。
今度はあの会議がある。
そのためにはこの資料が必要だろう。
あの数字をまとめていよう。
という具合だ。
このように仕事をしていれば、それ以上のことを求められたことも対応ができやすい。
もしここで発想力が無かった場合、言われた仕事を言われた時にすることになる。
それでは時間の無駄になり、それ以上の仕事はできなくなる。
当然、効率も悪くなる。
仕事に対してベストを尽くすことは当然だ。
発想力を活かすことによってベストな仕事ができるのであれば、さらに磨くべきであろう。
そして、ある時思いついたことが、大きなビジネスチャンスを作ることに発展する可能性も秘めている。
常に磨いておきたい力だ。
創造力があれば、どのような局面でも打開できるだろう。
今あるものを改善する能力と、新たに何かを生み出す能力の両方が備わっていれば、どういう仕事でも対応が可能だ。
ただし、出る杭は打たれる日本の文化では、こうしたアイデアは古い人間の既得権益や保身のため潰されることが多いのが、ある意味では、不景気を引き出しているのかもしれない。
子供に壁に落書きさせることは良いことか
我が家は壁にたくさんの落書きがあります。
始めて家に来た方は驚かれる方も少なくありません。
全部白い壁にしているので、子供にとってはワクワクするのでしょう。
大きな画用紙のように見えるのかもしれません。
案の定、子供はさっきまで落書き帳に書いていたペンを手に持ち、小さく壁にジャガイモのような人の絵を描きました。
私にそれを見つけられると、失敗した!と言う顔を見せました。
でも、私は怒りませんでした。
落書きを止めることもしません。
このように書くと、変な親だと思われるかもしれません。
実際実母にだらしない親だと言われましたから。
でも、これには意味があるのです。
少し前に読んだ某有名経営者の本に、子育てについて記載がありました。
誰もが知っている有名企業を作った方です。
そこに、壁に落書きはさせた方が良いとあったのです。
理由は、枠にハマらずに色んなアイデアを出せるようになるからとのこと。
与えられた紙の中だけで描く子供は、枠からはみ出すことができないそう。
これを知って、主人と相談したのです。
やめろと言えばやめることができる子。
でも、もし本当に発想力やアイデアが浮かぶ子になるなら、家の壁を犠牲にしても良いのではないか。
話し合った結果、描かせることにしたのです。
子供は、手に持っていたペンを、いつのまにか油性マジックに変えていました(泣)
でも、だまって見ることにしたのです。
あれから何年経ったのか。
子供は親が言うのも何ですが、頭の回転がとても速いです。
勉強はさて置き、面白いことをたくさん見つけますし、絵も下手ではありません。
壁の落書きは正しかったと私は思っています。