地震津波の際に逃げる場所
東日本大震災から10年が経ち、あっという間に感じる。
日本海側の県に住んでいて、昔から地震による津波など考えたこともなかったが、もしかして日本海側にいても同じ事があるかもしれないと思うと恐くなる。
元々、台風や豪雨による水害が多い地域のため、防災ハザードマップなどは水害を主に想定してある。
その地図をたまに見ることはすごく大事だと思っている。
港から5kmの地点だが、万が一同じような津波が来た場合どれくらいの速さで水が迫ってくるのだろうか。
家を出て小さな道路を渡って住宅街の坂道を駆け上がれば小学校がある。
あそこまで走るまでに間に合うのだろうかと頭でシュミレーションしてみた。
マンションにいるときは最上階に駆け上がるとして、地上にいる場合はマンションに駆け込んだとして孤立したらどうしよう。
そう考えると、みんな集まる小学校の方が良いような気がする。動画サイトにアップされた津波を見ると、人の走るスピードをあっという間に追い越すから、津波が見える前には走り出さないといけない。
直線距離で200mほどの距離にある小学校の門まで40秒ほどで行けそうだ。
昔なら、そんなこと考えておくのはただの妄想だと笑われるかもしれないが、どこの地域で何が起こるのか分からない。
具体的に自分の家から避難する所を決めている家庭はあると思うが、どれくらい時間がかかるのか頭に入れておくのも良いと思う。
きっとこのまま数年経つと、こんな風に小学校まで走って避難すれば、と考えていたことすら忘れてしまう。
だからハザードマップに書き込んだり、最新のマップが来たらまた書き込んでおくのは大事だと思う。
もちろんいざというときに手元にマップがあるわけではないので、自分の足で避難経路を歩いてみるのも自分でできる防災訓練と言える。
日本の経済
ふだん、あまり気にすることのない日本の経済。
時々ニュースやインターネットで情報を仕入れるぐらいで、自分の母国だというのに詳しいことはあんまりわからないのが現実です。
この間、たまたま見た情報番組で、日本の貿易についての特集をやっていました。
他に見たい番組もなかったので、たまにはこういう番組もいいかと思って見てみることに。
番組を見てみて、あぁ、私って日本のこと何も知らないんだなぁ~と改めて実感しました。
かつては貿易大国と言われていた日本ですが、震災以降は貿易赤字が続いているようです。
一時的なものかと思われていた貿易赤字。
しかし、今後の見通しはなかなかに厳しく、日本の貿易赤字は定着化するであろうと番組のご意見番が言っていました。
一番の要因は、原子力発電所の稼働停止に伴い、エネルギー関連の輸入が拡大したこと。
かなり深刻な問題です。
それから、日本の主力輸出産業である自動車業界においても、その生産を海外に移転することによって、輸出が大幅に減っているとのこと。
一度できてしまった流れは歯止めをかけるのが難しいらしく、日本経済は中長期的に貿易赤字の流れとなるでしょう、と何度も耳にしました。
番組を見ていたら、だんだん先々のことが不安になってきました。
私達一般市民ができることって何だろう?と考えてみましたが、特に思い浮かばず・・・。
難しい問題だと思います。
日本の企業は日本の労働力を使って輸出を増やして欲しいところですが、一個人としてはどうにもなりません。
ひとまず、今後の動向に注目していきたいと思います。