中国の物価レベルと国民収入
2008年の大きな経済金融危機は中国国内にインフレーションを引き起こす上に、他の状況も引き起こしました。
例えば、就職率が前年より低くなりました。
就職できても、給料は前年より安くなりました。
それと逆に、物価が日々高くなっています。
また、自然災害によって、農産物が減産したから、食べ物の価格が高くなりました。
インフレーションのせいで、商品の値上がりをする商家もたくさんあります。
デパートに行って、服や靴を買う時に、これらの商品も値上がりになりました。
今年何でも値上がりしている感じです。
日常生活にかかわる商品、例えば、お塩、醤油、味の素など、全部値上げしています。
このような状況が続くと、国民の生活に大きな影響を与えると思います。
日本も景気の回復の兆候は見られないと考えても良さそうですが、口ぐちに景気が悪いと言ったところで、何か変わるわけではありせん。
テレビインタビューで商売の行方を景気のせいにしている人がいますが、ずっとダメでしょう。
サラリーマンの安定神話も崩壊しつつありますが、そもそも安定なんてのは幻想です。
けれども安定神話は根強いですね。
必死に学生やフリーターは、会社に雇ってもらうために、媚びを売って回っていると言われてもおかしくない状況です。
本人らは必死でしょうが、影で社畜なんて言われて、気持ち良いでしょうか。
私は、そういう事を言う人の方が残念に思います。
遊ぶことが仕事
社会人になってもうすぐ8年がたつのだがいまだに働いているという感覚がない。
これはきっとサラリーマンとしては幸せなことなのだろうと思う。
学生の頃はまじめにギャンブルをしていて50万/月程度の収入があった。
財布の中に現金30万くらい持ち歩いていて働かなくてもいいやという思いで生きていた気がする。
ところが地方都市で小金持ちの自分は一通り遊び尽くすと遊ぶことがなくなってしまった。
寂しくなってしまった自分は新しい遊びを探すのに苦労していた。今思うと変な話である。
同じくして夜の街で小太りの金持ち(そう)なオヤジが水商売の女性と同伴出勤しているのが目についた。
それをみてふと、あのオヤジよりきっと自分は稼いでないんだろうなと思った。
遊ぶことがなくなった自分と、小金持ちになって浮かれていた自分が急にダサく思えてきたのだった。
それから心を入れ替えまじめに大学に通うようになった。
4年生の時には他の大学にもお願いして二つのゼミにも参加し大学院のお誘いも受けていた。
結局、もともと通っていた大学の院に進学したのだがその研究分野の延長が今の仕事となっている。
働くということは多くの若者にとっては社会に旅立つということだと思う。
自分は若いころにたまたまお金があったために遊ぶことがなくなり、
自分をワクワクさせてくれるものを探した結果の一つが社会という未知の世界だった。
だからね、やってることは違えど某海賊漫画の主人公の気持ちはよーくわかる。
仕事という遊びは無限の世界が待っていて、一生かけてもクリアできない。
だから飽きることなく続けられるんだと思うんだ。