漆器収集
「漆のうつわは、特別な日だけに使うもの。」そう思って、お正月以外はなかなかお目にかからない漆の器ですが、実際には、仕舞い込んだままの方がもったいないことになるのです。
乾燥に弱い漆は割れたり反ったりすることがあります。
ですから、仕舞い込まずに日々の生活で使う方が、漆のメンテナンスに丁度いいのです。
漆の器を扱う時の注意は、グツグツと煮えたぎったものをいれないこと。
洗う際には食器洗浄機や乾燥機を使わず、スポンジで手洗いしたあと布巾でふいておくこと。
フォークやナイフなど先のとがったものは、漆を傷つけてしまうのでNGです。
大きくはこれくらい。
あまり特別扱いせず、使ってみましょう。
デパートの食器売り場には、普段使いに向きそうな漆の器が増えてきました。
シンプルな形や、その手触りに魅せられて漆の器を使っている方が増えてきたのでしょう。
さて、これらはコレクションの対象にもなりますが、目利きというものは一朝一夕で身に付くものではなく、いろいろと御託を並べてはプロの鑑定に愕然とするのは、男性が多いように気がしますね。
男性は自分を賢く、あるいは格好良く魅せようとすることが本能的に備わっています。
が、大抵は化けの皮がはがれるというのがオチですが、こうした心理を上手く利用することで、ビジネスにも活かせます。
しかし反面、慎重な部分もありますから、アプローチがカギとなるかもしれないですね。
食べることについてしっかり考える
自他ともに認める大食いだったこの私も、年齢と共にあまり食べられなくなってきました。
まあ、健康面から見ても年齢的に見てもその方が良いのですが、それと同時に少し寂しく感じることもあります。
これも一つの老いなのかと、何となく寂しくなってくるからです。
如何にして食欲を止めようかと悩んでいたあの頃は、もう二度と来ないのでしょう。
食費も抑えることができますし、これはこれで良いと思うことにします。
ただ、それならば量より質を大切にしようと思います。
お金をかけた料理とか高級食材を使ってということではなく、丁寧に作って食べること。
そして、旬の物を積極的に頂くことです
それが結局、一番体にも良いような気がします。
それから、お皿やカトラリーなどにもこだわってみても良いですね。
一体どんな風に使うのかと不思議に思うようなデザインの食器もありますが、これらを上手に使って美味しい食卓を演出できれば最高です。
食べるという事は、エネルギーを生み出すという目的の為だけのものではありません。
どんなふうに食べたか、誰と食べたかによってもずいぶん変わってくるように思います。
その場の雰囲気も立派なごちそう。
だから食べるという事は、物凄く大切なことであり生きる為に大きな意味を持つものだと思うのです。
エネルギー摂取の為だけではありません。
私は過去を振り返ってみて、食べることについて反省すべきことがいっぱいあります。
若い頃は本当にテキトウでした。
過去についてあれこれ言ってもしかたがありませんから、これからのことを注意して行きたいと思います。