11ヶ月の赤ちゃん

11ヶ月の赤ちゃんは短時間自分で立つことができた上、何かをつかまって歩くこともできるようになります。
親指と人差し指を合わせて物も掴むことがもっとスムーズになります。

おいしい食べ物を掴んで口に入れたら、うれしくて拍手することもよくあります。
新しいことができたら、赤ちゃんも喜びます。

この時期の赤ちゃんは布団で隠されたおもちゃを見つけることができます。
意識して、パパに「パパ」と呼び、ママに「ママ」と呼ぶようになります。

初めて赤ちゃんに呼ばれて、親も喜ぶのでしょう。
また、赤ちゃんに服を着させる時、手や足を伸ばしたりして、大人の行動に合わせるようにします。

赤ちゃんは音楽が好きで、いろいろな種類の音楽を聞かせたほうがいいです。
ただ音量が大きすぎないように注意しなければなりません。
この頃になると、ある程度のひとり遊びが出来るようになります。

とは言え、ひと時も目を離すことは出来ませんが。
大人の私たちが予想もしない行動を、平気で悪気なくやるのが乳幼児ですから、気配りは欠かせないですね。

そもそも親の役目は、「しつけ」にばかり囚われてはいけないですよね。
世の中には「しつけ」すら出来ない、あるいは間違った「しつけ」を間違いとは知らずにやってしまう無知な親もいるわけですから、まずは行動を観察して危険を回避してやるだけでもいいのではないでしょうか。

マイペースな我が子と育児の思い出

我が家の子供は、たぶんかなり育てやすい子供だったと思います。
正直、物凄く大変だったと思ったことは一度もありません。
のんびりと育児を楽しめたと思います。

とは言えまだ小学生ですから、これから激しい反抗期が訪れるかもしれませんし、トラブルが絶対にないとも言えません。
その時は、夫婦であたふたしないように対応しなければならないでしょう。
それが、先輩ママさんからの大きな教えです。
赤ちゃんはよく寝るものだと聞きますが、うちの子は本当によく眠る子供でした。
あまりにも睡眠時間が長かった為、心配して保健センターに相談したこともあるほどです。
大丈夫だと言われても、やはり不安はありました。
また、夜も全く起きることなく朝の5時6時まで熟睡していたおかげで、お父さんもお母さんも寝不足になることがありませんでした。
聞くところによると、夜泣きが激しくお母さんの方が泣いてしまうお子さんもいるとのこと。
泣きやませる為に、毎日深夜のドライブに連れて行ったなどと、大変だった思い出話しを聞かせてもらったこともあります。
このような話を聞くと、同じ母親として楽をしていて申し訳ないような気さえしてきます。
うちの子供はとにかくおっとりしていて、運動はまるでダメ。
人と競争するという発想もまるでないですし、良く言えばマイペースです。
赤ちゃんの頃の姿を見ていれば、こんな風に育つことも容易に想像できることです。
ですから、そんな子供の姿に何も言う気持ちはありません。
それに、やっぱり私や主人の子だなと思う事ばかり。
この親にこの子ありと言ったところです。

«