家計簿をつけていたら大丈夫ではない

人が豊かに生きようとするとき必要なものが3つあるという。
健康、生きがい、そしてお金だ。
贅沢をしなくても、最低限必要な金額を貯蓄しておきたい。

どうしたらお金が貯まるのか。
先日、ファイナンシャルプランナーが行っている講座に出席してきた。
話の中心は、支出をいかに減らすかということだ。

このセミナーの中で一番驚いたのは、何に使っているのか分からないお金がかなりの金額あったことだ。
もちろん家計簿はつけている。

しかし、セミナーの中で、プリントに1ヶ月の出費を書き出してみると、把握しきれていない出費が多かった。
家計簿をつけているから大丈夫と思っていた、私の中の安全神話が崩れた瞬間だった。

人間、大きな出費には目がいきやすい。
しかしこまごまとした出費が重なったものなどは、なかなか意識しづらい。

大変な思いをして得たお金だ。
有意義に使うためにも、もう一度、見直さなければいけないと考えた時間だった。

そして最も知っておかなければならないのは、税金など国や市町村に対して支払うべきお金の仕組みだ。
知らず知らずのうちに納付している人がほとんどであり、給与明細を眺めては「引かれものが多いなあ」とため息をつく人ばかりではなかろうか。

その「引かれもの」の仕組みを知らずに、したり顔で若い人に給与明細の話をしているサラリーマン風の人を見かけたが、まるで説得力が無かったことを覚えている。

苦しいお財布事情

今すごく出費がかさむ時期で、お金のやりくりに四苦八苦しています。
安月給なので年中四苦八苦しているような気がしますが、とりわけ苦しいこの時期。
大きな出費ってなぜか重なるんですよねぇ。

一番イタイのが、車検です。
私が乗っている車は古くて、10万キロ超えているので、車検の時も何かしらメンテナンスが必要になります。
最低料金ですませたいけれど、車の場合はそうもいきません。
今回の車検はどれぐらいかかるのか、見積もりに出すのが怖いです。

ただでさえイタイ車検に、アパートの更新が重なってしまいました。
更新料として、1ヶ月の家賃を支払う必要があります。
プラス、火災保険の更新も・・・。
車検もアパートの更新も、あらかじめ時期がわかっているわけですから、事前に用意しておかなかった自分が悪いんですけどね。

これだけでも頭が痛いのですが、さらに重なってしまったのが友達の結婚式。
おめでたい話ではありますが、結婚式への出席って意外とお金がかかるんですよね。
ご祝儀はもちろん、服や靴、ヘアセットにかかるお金・・・まぁだいたい5~6万というところでしょうか。
一生に一度の友達の晴れ舞台なのに、お金のことを考えてしまうなんて、あんまり良くないですよね・・・。
でも、やっぱり厳しいものは厳しい。

とりあえず、クレジットカードで支払えるものと現金でしか支払えないものを分けてやりくりしようと思っています。
クレジットカードでの支払いは後が大変なのであんまりやりたくないのですが、額が大きいので致し方ありません。
出費がかさむ時でも、ゆとりを持って対応できるように事前に準備しておかないとなぁとつくづく感じました。

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