産業給食寄りのレストランで三年間勤務しました。
栄養士として、栄養価計算やポップなどツールの作成、仕込みなどの調理、またホールで接客もしました。
お客さんは常連の方が多く、顔見知りになり、オススメメニューをご案内するたびご注文頂いたりととても楽しかったです。
クリスマスやバレンタインデー、七夕などの季節の特別メニューやデザートサービスのイベント時にはお客さんも楽しみにご来店くださり、そんなお客さんのために心を込めて仕事をしました。
ずっと働き続けたかったのですが、転居のため辞めざるを得ず、とても寂しかったです。
最後の勤務日に常連のお客さんにご挨拶すると、これからは誰にオススメメニューを聞けばいいの?ととても残念がってくださり、一生懸命やってきてよかったなあと思いました。

飲食店は衛生面がしっかりしていなくてはなりませんが、店によってはいい加減なところもあると聞いたことがあります。
生食用と加熱用で、包丁やまな板を変えるべきところを変えないだとか、肉と生食用サラダを同じ冷蔵庫の同じ棚に置いたりとか、危ないことをしているところもあるそうです。
最近は食品の異物混入事故に敏感に消費者が敏感になっていると思うので、これをいい機会と捉え飲食業界の人は衛生管理を徹底して欲しいと思います。
正直、衛生観念の低い人も少なくなく、異物の混入は完全には避けられないとは思います。
別の飲食店で働いているとき言われたのが、実際の清潔よりも見た目の好感度が高ければいいとのことで、結婚指輪は付けたままが許可されており、疑問に感じたこともあります。
実情はこんなものなのかもしれません。

接客の難しさ

飲食関係の接客

もともと飲食店の事務をしていました。土日やお盆正月など人が休むときに出勤、また、月6回の休みはもらえるものの拘束時間は長く遅いときで21時まわることもありました。職場環境は悪くはなかったです。取締役の意見がコロコロ変わることに振り回されるのは嫌でしたが、一緒に働くメンバーとはうまくやっていけえました。

そんな私が辞めた理由は、結婚を考えたときです。繁忙期など、家のことがおろそかになったり、常にイライラしている環境に身を置いて家事と両立させる自信がなかったことと、拘束時間が短いところで、土日お休みの仕事に変わりたいと思い、転職しました。

結婚もあったので、最初はパートで転々としていましたが、最終的に今のところにうつった理由は、時間です。基本的に土日休みで、拘束時間も平日8時間を週5という勤務でなく、フレックスのように短時間の日も自分で決めて申請がだせる職場であること。また、遠くまで通うので、交通費が全額出るところが新しい職場の決め手です。
ここでは、結局以前辞めたところで培った経験が生かせられたので、すべてつながっていたし、経験を生かせられる場でよかったです。

インターネットではあらゆるサイトを調べました。
これから転職される方は、まず何を仕事としてしたいかを明確にし、譲れないことが何かも考えるとよいです。時間なのか、職場の雰囲気なのか、やりがいなのか。これを考えているだけでも見る求人が決まってくるのと、面接の際にこちらからも企業を見ることができます。
そして、辞めてすぐ仕事があれば問題ないですが、辞めて少しゆっくりするなら税金や保険が思った以上に請求がくるので、有る程度の貯蓄をした上で辞められることをお勧めします。